◆設備情報

当社ではNC旋盤を始め、100台以上の設備を保有しております。

下記に機械についての解説と、具体的な設備例を記載しておりますので、ぜひご確認ください。


◆保有機器・設備

■NC旋盤           

旋盤は、組み付けられた材料が旋回し、そこに刃物を当てることによって複雑な形状に削り出して、製品を作り上げるための装置です。

NC旋盤はコンピューター制御された旋盤で、材料が回転する速度や刃物が移動する距離・速度等を指令するために、予め作成されたプログラムを入力することによって、高精度の加工品の連続生産が可能になります。

 

写真のNC旋盤は、製品を一個一個手で脱着して加工するタイプの単能盤です。

 

◯社内保有台数 約30台

NLX1500/ 中村留(写真)、SC-250/中村留 等


■NC旋盤(自動盤)

バー材(棒状の材料)を複数搭載することができる”バーフィーダー”と呼ばれる設備が付帯しているのが、自動盤と呼ばれるタイプのNC旋盤です。

自動でバー材をNC旋盤本体に送り込み、複雑な形状の製品を一個一個加工し、大量生産させることができます。

バー材が載っている限り何十時間でも連続稼働可能であるため、非常に生産性の高い設備となります。

 

◯社内保有台数 約30台

L32/Citizen(写真)、TW20/中村留、XY-12/高松機械 等

最大加工φ50前後

2スピンドル2タレット、Y軸付きの高機能な加工設備を多数保有しております。

 

 


NC旋盤(ベルトコンベア・ガントリー装置付き)

ベルトコンベアや専用のステーションに材料を複数セットし、給材装置により自動でNC旋盤に材料を送り込んで、無人で連続稼働させることが可能な設備です。

他社が単能機で加工していた製品を、弊社が数万円程度の投資で自動化し、生産効率を大幅にアップさせた事例が多数ございます!

ぜひお気軽にご相談ください。

 

◯社内保有台数 約20台

X-100/高松機械(写真)、X-18/高松機械、X-10/高松機械 等

 


■NC旋盤(インデックスチャック付き)

 

NC旋盤にインデックスチャック(フォーカートチャック)と呼ばれる特殊な機構を備え付けることにより、組み付けた材料が角度を変えて旋回し、多方面から高精度な加工をできるようにした設備です。

通常であれば複数台の機械を使って加工する製品を、一台の機械だけで完結させることが出来るようになります。

 

 

◯社内保有台数 4台

TS-4000Y/TAKISAWA(写真)、XL-150/高松機械 等

 


■マシニングセンター     

NC旋盤と違い、材料ではなく刃物が旋回して削り出すことにより、複雑な形状の加工品を製造する装置です。

こちらもNCのプログラミング制御で動作し、穴開けや平面削りなどを1台でこなすことができます。

工具やテーブルの動きを工夫すれば、曲面など複雑で立体的な加工も可能になります。

 

◯社内保有台数 約10台

TC-31AN/ブラザー、TV-300/森精機、ロボドリル/FANUC 等


■画像寸法測定機

撮影した画像を瞬時に処理し、複雑な形状の製品の寸法を、何十箇所も一瞬で読み取ることができます。検査時間の大幅な短縮に繋がっています。

 

 ◯保有設備

IM-8000/KEYENCE(2024年購入)

※弊社は2013年からKEYENCEのIMシリーズを導入しており、

IM-6000→7000→8000と、最新機種へのアップデートを続けております。


■3Dスキャナ型三次元測定機

非接触であらゆる角度から3次元測定ができます。3Dデータの取得も可能。

 

 ◯保有設備

VL-700/KEYENCE(2024年購入)

 


■三次元測定機

   部品の形状をデータ上で立体的にとらえて様々な測定を行うことができます。

 

      X600 Y500 Z300

 

 


■表面粗さ形状測定機   

触針の先端を加工品に直接当て、表面をなぞることによって、上下運動を電気的に検出し、表面の微細な粗さを測定し、結果を数値や波線で出力するための装置です。

 

 


■顕微鏡測定機

投影された画像を高倍率・高解像度でPCモニターに映し出すことにより、高精度の寸法測定や外観の検査が可能となります。